11月1日から銀座線の土休日ダイヤが変わります。日中の運転間隔が短くなり、週末の移動がより便利になるんです。
東京メトロが発表したもので、対象となるのは土曜日・休日の9時から18時まで。これまで4分間隔だった列車が3分20秒間隔で運行されるように変更されます。合計58本の増発となるとのこと。

1時間あたりで見ると、15本から18本へと3本増える計算です。浅草や上野、銀座、表参道、渋谷といった観光スポットやショッピングエリアを結ぶ銀座線だけに、週末のお出かけがより快適になりそう。
40秒の短縮と聞くと小さく感じるかもしれませんが、実際の利用シーンで考えると意外と大きな違いに。例えば、ちょうど列車を逃してしまった時。これまでなら次の列車まで4分待ちだったのが、3分20秒で済むことになります。
さらに注目したいのが、混雑の分散効果です。本数が増えることで、1本あたりの乗客数が減る可能性も。特に休日の銀座線はスーツケースなどを持った外国人観光客や買い物客で混み合うことが多いんですが、満員で乗れないといった状況が減るかもしれません。
イベントや展覧会の帰り、ランチやショッピングの移動、観光スポット巡りなど、休日の銀座線は利用シーンが本当に多彩。美術館やギャラリーが集まる上野、老舗デパートが並ぶ日本橋や銀座、若者で賑わう表参道や渋谷と、1日で複数のエリアを回る人も少なくないでしょう。
そうした移動の多い1日において、各駅での待ち時間が短くなるのは地味に嬉しいポイント。時間を有効活用できるようになります。
東京メトロでは、銀座線沿線のイベントや観光スポットへより多くの人に利用してもらえるよう、今回の増発を決めたとのこと。
詳しい時刻表については後日発表されるそうです。問い合わせは東京メトロお客様センターまで。